旧ブログ抜粋

旧ブログから面白そうな記事を抜き出しました

2006年7月19日 (水)

Ebi ちゃん is freedom

株が~~~!!!!!
えらいことになってて心臓が痛いいいいい!
ぜいぜい…。(←息継ぎ。ちょっと叫ばないとやってられないから)
おまけにひどい風邪を拾ってしまった。
踏んだりけったりである。きいっ!!(怒)

というわけで、7月に入って最初のブログなのに、咳と鼻水と格闘しながらの執筆。
ああ、鼻水がうざい…。

さて、巷ではえびちゃんがブームになっているが、我が家にもえびちゃんがおいでになる。
それも、私は正確なところは把握していないが、わりとけっこうな数のえびちゃんがいらっしゃるらしい。

私がきっちり把握しているところのえびちゃんといえば、我が家でも最も地位の高いえびちゃんであるところの海水水槽にいる通称“サンタクロース”ちゃんと“スカンク”ちゃんである。

“サンタクロース”ちゃんは、全身鮮やかできれいな赤に、白の水玉模様。そして白い手足のキュートないでたち。
一方、“スカンク”ちゃんは赤白のストライプ模様がモダン(?)で粋なおしゃれさんである。

その他には、淡水の水槽でネオンテトラに混じって小さな戦車みたいなコ汚いコが何匹かふよふよしているのと、ご主人様がベランダに積み上げたタイヤにかけたカバーに溜めた水溜りで作り上げたプチビオトープで、めだかと仲良くお住まいになっているコたちくらいだが、彼らは正確には何匹くらいいるのやら、まったくわからない。
タイヤビオトープにいるコたちは、勝手に繁殖しているからである。

えびちゃんたちの動きは、じっと見ているとなかなかおもしろくてらぶりー♪
だが、“スカンク”ちゃんたちはただ『らぶりー』とばかりは言えない姿を時々垣間見せてくれる。
頼みもせんのに知らないうちにお腹に大量に卵をくっつけていたり、それをいつの間にやら放出してたり、水槽内でお亡くなりになったお魚さんのご遺体をつまつまむしって食べちゃってたりするからである。

まあ、彼らはいうなれば『お掃除屋さん』なので、死体を食べてきれいにお掃除してくれるのはいいのだが、あまり見ていて気持ちのよい光景とはいえない。

あまつさえ、死体どころかまだ生きている生体の(まあ、ほぼ片足を棺おけに突っ込んでる状況ではあったけど)しっぽからつまつまと身をむしって食べている姿を見たときには、さすがにグロすぎて気持ち悪かった…。
上半身はまだ生きていて、えらもぱふぱふしているハタタテちゃんが、体から半分お骨になってたのである。

えびちゃん、おそるべし。

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そこんとこいくと、淡水のえびちゃんはおとぼけさんで、平和である。
今朝なんて、勝手にお引越ししちゃってやがったのである。

我が家の台所には、コッピーちゃんというお魚を3匹ほど入れたガラス花瓶の水槽があるのだが、その隣に、最近ご主人さまがブリーディングしているめだかの稚魚を隔離している少し小さめのガラス花瓶水槽を並べて置いていた。
その中に1匹、小さいえびちゃんが入れてあって、朝見ると水草の間をふよふよと泳いで動き回っていたのだが、今朝見ると、どうもそのえびちゃんの姿がない。

ご主人さまが「あれ??えびちゃんがいないぞ??」と探しているので、ん?と思ってふと水槽が置いてある窓際の所を見てみると…。
その花瓶水槽のさらに向こう側に置かれている、水草を育成するために小分けして入れてあるジャムの空き瓶(もちろん水は入ってる)の中で、何やら動くものが…。

「あれ、えびちゃんあっちにいない???」
「ええええっ!?!?!?」

よくよく眼を凝らして見てみると、やっぱりえびちゃん。

「勝手にお引越ししとりますが??」
「うーーーーん……」

おそらく跳ねて、お隣に置いてあったジャム瓶の方へ移動したのだろうが、運が悪ければその辺に落ちて干からびた桜海老みたいになっていたところである。
すごいぞ、えびちゃん。

たった1匹で果敢にチャレンジ。
水槽のお引越し。

引越しis freedom ♪

と、えびちゃんが思っていたかどうかは定かではないが、その心意気(?)に免じて(?)ご主人様はえびちゃんの意思を尊重し、彼の住まいをそのジャム瓶ということで認めてあげたのだった。

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2006年6月25日 (日)

久々の旅犬 高山散策編

ものすんごい時差(?)であるが、いつのまにやら6月も終わってしまうことに気づいたので、慌てて旅犬紀行最終編である。

さて、翌日。
お天気は上々。

朝食をのんびり(というか、ちょっと遅かったかも…)すませ、これまたのんびりチェックアウトした我々は、一路高山へ。
今日は、あまり食べたことがない『本物の飛騨牛』を食べに、高山市街でも有名な、老舗のお肉やさんを訪れる予定であった。

もちろん、そんなご立派なお肉屋さん兼レストランへ、ばかね嬢を連れて入れるわけがない。
ご主人さまは以前に1度そこでゴハンを食べたことがあるということで、私と母だけそこへ行き、食事が終わるまではご主人さまがばかね守をしてくれることになっていた。
母と私の食事がすんだら、交代でばかね守をし、その間にご主人さまはラーメンを食べに行くという手筈。

高山市街の駐車場へ車を停めて、ぽてぽてと歩いた。
やってきたのは、『丸明』というお店。
何だか、見た目は公民館とか、区役所とかみたいな雰囲気のビルで、何階建てだかわすれたが、お座敷とかもあるらしい。

入り口でばかねとご主人さまと別れ、母と二人で店内へ入る。
お店の中は、広々としていて天井が高く、少し暗い感じでひんやりしていたが、いかにも高級そうな感じ。
お客さんはたくさん入っているのだが、騒々しくないのはゆとりのあるテーブルの配置のせいだろうか?

この日は高山市街にも外人さんの観光客が多かったのだが、ここにも何組か白人さんのお客さんがいた。
メニューには焼肉や高山名物の棒葉焼きなどの定食が並んでいた。
さすがにお値段もいい。

私と母は、せっかく高山で食べるんだからということで、棒葉焼きの定食を頼んだ。
すると、少し後からお隣の席(とはいっても2mくらい離れてるんだが)にやってきた外人さんのカップル(ご夫婦か?)も、どうやら同じものを頼んだらしい。

棒葉焼きは、棒葉の上にみそがのっていて、さらにその上にお肉や野菜などが生でのっている。
それを焼きながらぐしゃぐしゃ混ぜながら適当なところで食べるというものだ。
外人さん、食べ方がわかるんだろうか??

ちょっと心配で、こっそり横目で様子を伺ってしまった。
店員さんは英語を話せないようだったが、案の定、特に食べ方の説明もせずに注文品を置いていってしまった。
多少は身振りで何か伝えていってあげればいいのに…。
と思ったが、外人さんはしばし棒葉の上の生肉と野菜を眺めた後、他の席で同じものを食べている人の様子をちらちら見ながら、棒葉の上のものをひっくり返し始めた。

ま、とりあえずそのまま置いておいても、焼ければ食べられるしな。

棒葉みそのお味は、ほんのり甘くて、ごはんにぴったり。
お高いだけあって、おいしかったが、率直な私と母の感想は、“お肉が固い”
飛騨牛は固いのだろうか??
我が家では、某柿○というお肉屋さんのお肉がぜいたく品のひとつなのだが、○安のお肉のほうがおいしいんじゃないかしら…?というのが親子の結論であった。

だがそう言いつつも、母はしっかり食事の後にレストランに隣接している精肉の店舗へ行き、しこたまお肉を買い込んでクール宅急便で自宅へ送った。

その後、ご主人さまとバトンタッチ。
川べりの朝市をふらふらしながら待っていてくれたご主人さまと入れ替わって、ばかね嬢を受け取ると、母と二人で古い町並みを散策。
平日にもかかわらず、けっこうな観光客がそぞろ歩いていたので、たちまちばかね嬢は人気者。

おばちゃん、おねーさん、学生さんなど、かまってくれる人はよりどりみどりである。
同じようにわんこを連れている人もけっこういて、わんこ同士のアイコンタクトもほほえましかった。

あまり満足のいかないラーメンを食べ終えて、古い町並みで合流したご主人さまは、ばかねの写真をとりつつ、食べ歩きモード。
手始めに飛騨牛の握りを食べ、お土産やさんの角にあるおばあちゃんのおだんごを食べ、シメはご主人さまがお気に入りの牧成舎というお店の最中アイス。

この牧成舎は、以前に『白の命』というビン牛乳がお気に入りで、ご主人さまが時々高島屋で買っていたのだが、高山にお店があるのだ。
ここの最中アイスが絶品。
味は色々あるのだが、やはりまずはオーソドックスなバニラがお勧めである。

お腹いっぱいになりながら、歩き回り、お土産を買い込んでようやく車へ戻った。

次は、テディ・ベアミュージアムへGO。
でも、その前にトラン・ブルーへ♪

昨日食べたオレンジのデニッシュも含め、食いしん坊の友へのお土産にもと、かなり大量のパンを買い込んだ。
そして、最後の目的地テディ・ベアミュージアムへ。

トラン・ブルーからはそれほど離れてはいないが、それでもミュージアムへ着く頃には16時に近くなっていた。
ここへは以前、雪の降る真冬にバスで高山へやってきた時に、ご主人さまと来たことがある。

テディ・ベアミュージアム関係の施設にはあちこち行ったが、時々展示されているベアが入れ替わったりすることもあるので、前回とは違うくまちゃんがいないかなと期待していた。

ミュージアムへは抱っこしていればわんこも入場可能。
ばかねちゃんを抱っこして、館内をぐるっと廻った。
展示ベアは以前とそれほど変わっていなかったが、万博にあわせて全国から一般公募で集められた布のパッチワークで作られた、巨大なベアが展示されていた。

…非常に気持ち悪かった…。
ミュージアムから出るころには、もう夕暮れ時になっていた。

こうして、何やらわんこホテルがメインなのか、食べ歩きがメインなのかよくわからないことになっちゃった旅は、大量のパンと、帰路に立ち寄った様々なお土産やさんで買い込んだ野菜と、お土産の漬物とともに終了したのだった。
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2006年5月29日 (月)

久々の旅犬 温泉編

さてさて、トラン・ブルーへ寄って、お宿に着いたのは予定チェックイン時間より30分ほど早い、15時半前後であった。
日・月の日程での宿泊のせいか、他のお客さんもまばら。
どうやら期待したほど、よそのわんちゃんとの交流は望めないかもしれない。

建物は、元々会員制リゾートホテルをリニューアルしたものだけあって、調度品やロビーのソファーなどもそこそこ立派。
マホガニー色のちょっと暗いトーンのロビーは、英国のお屋敷チックな雰囲気にコーディネートされている。

お部屋はツインベッドに畳スペースが設けられた和洋室。
1泊のお値段もまあまあの金額ではあるが、かなりゆったりした広いお部屋であった。

部屋へ入ると、さっそくお茶を淹れてトラン・ブルーのパンを試食。
買ってきたのは、九州産の清見オレンジ(だったかな?)をたっぷり乗せたデニッシュと、ピスタチオペーストを包み込んだクロワッサン。それと、クイニーアマン。

わくわくしながら口に運ぶ。
んんんんんっ!!!!!んま~~~~いいいいい!!!♪
デニッシュ生地のぱりぱり・サクサク感といい、クリームの甘さといい、何もかもが絶妙にんまい!

こりゃ~確かに全国規模で有名になるはずだよ。

これで、明日にはまたお店に寄って、お土産に買って帰ることが決定した。

その後、お宿の正面にある、あまり快適とは言えなさそうなドッグランをちょっと下見しつつ、ばかねちゃんのお散歩にお宿の周辺を散策。
だが、前日まで大雨だったため、下がけっこう湿っており、車が走るために舗装されたアスファルト面を中心に歩かせた。

その間、つくし好きな(といってもつくしを摘むのが好きなんだけど)母は、宿の周囲にアホほど生えていたつくしをむしむし摘んでいた。

お散歩がすむと、いよいよお宿の小お楽しみ、『わんこと一緒に入れる貸切り露天風呂温泉』へ。

ここのお風呂は、ホテルから少し離れた別棟で建てられており、いったん外へ出て少し歩かなければならない。
もちろん、各部屋にもユニットバスがついてはいるが、温泉地のホテルのように、館内に大浴場のようなお風呂がないのだ。

そのお風呂施設も、いくつかの小部屋に分けられており、そのすべてが貸切の個室風呂で、室内風呂もあれば露天風呂もある。
基本的に全室脱衣所まではわんこをつれて入れる。
で、その中のいくつかは、わんこと一緒に入れるお風呂なのだ。
わんこと入れるお風呂を借りる場合は、わんこの入浴料が別途かかる。

ご主人様と私は、わんこを連れて入れるお風呂をセレクト。
わんこ連れで入る場合、わんこ用のシャンプー・リンスセットからタオル、ドライヤーにいたるまで全て貸し出してくれる。

さあ、ばかねちゃんを連れて、ちょっと変わったつくりのお風呂施設にいざ出陣。
施設は、言うならばちょっと広めの普通のおうちのお風呂が隣同士に集合しているような作り。
廊下にずらっと並んだ扉をフロントで渡された鍵で開けて、脱衣所へ入る。

脱衣所はなかなかの広さで、明るく、スペインチックなタイルばりの洗面台もキレイだった。
ふむふむ、いい感じじゃ~ん?
服を脱ぎ、ばかねちゃんを抱えて浴室へむかう戸をカラカラと開けると…。

浴室は4畳くらいはありそうな広さだったが、そこにはごくごく普通の白いバスタブがひとつあるだけ。
人間様用のお風呂にわんこを一緒に入れることは、当然ながら衛生上無理なので、その白いバスタブはわんこ用、人間用のお風呂は温泉(っていっても、近所の平湯から運んできたお湯の沸かしなおしだけど)に別れているのである。
私たちが借りたのは露天風呂だったので、湯船は浴室の外にあった。

ところが、である。
そこでご主人様と私は目の前の光景に言葉が出なかった。

浴室は正面全面が窓。
横に外に出るための開き戸がついているのだが、それもガラスの扉。
だが、それよりも何よりも目を丸くしたのは、その露天風呂のある小さな前庭みたいなスペースの向こうに見渡せる、外の風景

中に入ってみて初めて気づいたのだが、このお風呂棟の周りにはまだほとんど背の高い木がなく、申し訳程度の囲いがあるものの、外からは浴室の中が丸見え
おまけに少し離れた高台を通っている国道を走るダンプや車が浴室からもよく見通せるし、国道沿いに建っている民家の前で野菜を収穫しているおばさんまで見えるのだ。

しかも、浴室の全面ガラス窓には、カーテンもなければ目隠しもない
外の人に「どーぞ見てください」と言わんばかりのお風呂なのである。

なんじゃ、こりゃ!?!?!?

いくらなんでもこの丸見え風呂はひどすぎる。
露出狂じゃあるまいし。

というわけで、一度脱いだ服を急いで着込み、フロントへ。
さらに驚いたことには、その丸見え風呂を、宿側はさほど重要と思ってはいない様子であった。

「今は周りの木の葉が全て散ってしまっている状態のために少々気になるかもしれないが、新芽が出てくればそれほど気にならなくなると思います…」って、そりゃまだまだ先のこったろうが!!!(怒)

我々は今、いまげんざい、お風呂に入るのに丸見えで困っとんのじゃ!!!(怒)

と、言葉には出さず、とりあえずは一番国道から見えにくい、室内風呂に変えてもらう。
ホント、こんなにおかしなお風呂は初めてであった。

結局、変えてもらった浴室も同じようにほとんど外に対する目隠しのない状態ではあったが、前のお風呂に比べたらぜんぜんまし。
ホテルの宿泊客がわざわざ外を通らない限りは誰かに見られる心配もなさそうだった。

やれやれ。

で、本日のお風呂メイン・イベント。
ばかねちゃんのお風呂タイム~。

白いバスタブに閉じ込められたばかねちゃんは、大嫌いなお風呂に入れられ、シャンプーされて、こーんな情けないカオになっておりました。

ふっふっふ。

明日は高山の古い町並みを歩く予定である。

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2006年5月28日 (日)

久々の旅犬 トラン・ブルー編

先日、母の日をかねて、我が家のばかねちゃんと母と一緒に、わんこホテルへ1泊2日の旅に出かけた。

ところは高山。
以前に利用したことのある、鳥羽や伊豆、八ヶ岳にもあるけっこう大きなわんこホテルの高山店(っていうのか?)である。

ばかねちゃん、久々のお泊り旅。
今回のお宿は、今年の春にオープンしたばかりのわんこホテルで、わんを連れて入れる貸切露天温泉があるという。
ドッグランもあることだし、久しぶりによそのわんちゃんたちと楽しい交流などはかれるかなーとちょっぴり期待。

これまで旅に出かける時には決まって何やらカラダに変調をきたしていた私も、今回は万全。
しかも、今回はアバウトながらも、ちゃんと事前におおよその行動スケジュールがたててあった。

わんこホテルは高山を通り抜け、平湯温泉へ向かう途中あたりにある。
観光するのは必然的に高山あたりということになるのだが、私には今度高山に行くのなら、ぜひとも行きたいところがあった。

ファンの間では全国的にもまずまず名前が知られている、おいしいパン屋さんが高山にはあるのだ。

実は、私はパンが大好き。
数年前には、最近あまりお付き合いがなくなってしまった某友人と『パン屋めぐり』なるパン屋のはしごをしていたこともある。
パン屋へ入ると、そんなに食べきれないと頭ではわかっているのに山のようにパンをトレーに乗せてしまう。

以前から、その友人との間でも話題にあがっていたその高山のパン屋さんは、『全国のおいしいパン屋さん』というようなランキング本にもしっかり載っており、日本でもまずまず知られた観光地にあることもあって、けっこう全国からお客さんが買いにくるらしい。

その日1日分の予定が売れてしまったら終了ということで、以前に色々ネットで調べていた時は、高山で1泊しないと買えないとまで書かれていたのだ。

名前は“トラン・ブルー”
場所も、休業日もしっかりネットで調べてチェックして、私は行く気満々であった。

あとは、あまり食べたことのない本場の飛騨牛を食べ、古い町並みをアカネを連れてのしのし歩き、前にも行った事はあるのだが、テディ・ベア・エコビレッジなるテディ・ベアミュージアムを訪問して帰る、というもくろみ。

ふっふっふ。
今回は、ぐだぐだではなくちゃんと実りある旅にするのだ。
ふっふっふ。

というわけで、朝10時ごろに出発。
初夏の山の風景を楽しむため、清見村を通過する“せせらぎ街道”をドライブルートに選択した。

お天気は、前日まで降っていた雨が嘘のように上がり、晴天。
今年は5月になってもかなり寒い日があったりしたためか、山間のせせらぎ街道にはまだ散りかけの桜が残っていたり、自然の中に自生している山藤や、芽吹き始めた若葉がきれいな緑茶色をしている山の風景は、とてもキレイだった。

途中、ばかねちゃんを連れていたので、お昼ゴハンはせせらぎ街道沿いにある『パスカル清見』というドライブインで山菜おこわなどを買って食べ、ところどころのドライブインへ寄り道しながら順調に高山入り。

目指す“トラン・ブルー”へは、カーナビがご案内してくれた。
到着したのはおよそ14時過ぎくらい。

外観はなんともおしゃれな洋風の一軒家。
駐車場もけっこう広く、なんだかかわいらしいカフェのようだった。

当然ばかねちゃんを連れて入るわけにはいかないので、ご主人様におあずけして、母と二人、いそいそと店内へ。
店内もまた、とってもおしゃれ。
そして、ただようパンのいい香り~。

以前調べた時に、さんざん『買えない』と書かれていたお店だけに、
この時間で残っているのかな?と心配していたのだが、そんな心配は無用であった。
店内にはたくさんのパンが所狭しと並べられている。

しかもそのパンはどれもこれもおいしそう♪♪

迷いに迷った挙句、今日はとりあえず味見♪ということで、3種類ほどクロワッサン生地のデニッシュを買った。
本日のお宿についたら、早速食べてみなくては。
で、おいしかったらまた明日来て、買って帰るんだ~♪

さてさて、お宿につくのが楽しみである。

(つづく)

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2006年5月26日 (金)

はたらくおばさん

下呂の顛末記を楽しみに待っていてくれている読者諸君(いるのか?そんなに…)のご期待に背いて申し訳ないのだが、今日はちと別ネタ。

なんたって、久々にすごいことになった。

何が?

私のカオ。

とにかく、下呂の後編(それとも中編??)はちょっと後回し。

さて、下呂から帰って様々な大人の事情により(?)心を入れ替えたわたくし。
ちょっとここらで歳相応に、毎日お化粧をするのを習慣づけようかなと思い立ち、早速友人にレクチャーしてもらって、足りない化粧品などを一緒に買出しに行ってもらった。

何でいまさら??とお思いの方もおられようが、(ってそんな気を使わなきゃならないほど読者がいるのか?私よ)実は私はメイクをしない女。
これまでの○十年間、たまーに心を入れ替えて(このようにワタクシはしょっ中心を入れ替えている…)「よし!今日からちゃんとメイクするぞ!!」と思い立つのだが、長続きせず、そのマイブームは数週間で去るのが常である。

今度のマイブームがいつまで続くのかは保証の限りではないが、それでも自分的にはこれが最後のチャンスだと思っている。
今習慣化しておかないと、この先もう絶対やんないような気がするのだ。
というわけで、ひととおりのメイク材料(シャドーとかチークとかね)を買い込み、本日よりフルメイク開始。

だが、どうも元々持っている口紅の色が地味で、なんとなくカオがぱっとしない。
友人に教えられた知恵(?)によれば、彼女はリップライナーで縁取りをしたあと、口紅ではなくグロスをぬるだけにしていたりするらしい。
そこで、帰りにデパートに寄ってグロスをまた新たに買い足すことにした。

デパートの化粧品売り場へ降り立った私は、まず手始めに目に入った『クリスチャン・ディオール』へ行ってみた。
そこでグロスとリキッドタイプのリップの中間のような、色つきのグロスなるものに心を奪われ、それを購入。
すると、美容部員さんが「今限定キャンペーンで、グロスとリップを1点ずつお買い上げいただくと、プラス500円でマスカラとチークがセットになったオリジナルポーチがつけられるのよ」とささやく。

何だか知らないが、私は素直に「はい」とうなずいてしまった。
よくよく考えてみたら、別にグロスがあれば口紅はなくても特に困らない。
=いらない(不要)なのだが、そこが化粧品売り場マジック!!(??)
『ディオール』という名前にもパワーがあるのかもしれないが、とにかくワタクシはほいほいとその限定ポーチセットを購入してしまったのであった。

まるで某浪費家作家のようではないか。

あほか!?!?私。

ところが、である。
これがまだ終わらないのだ。
ディオールのマジックにだまされた私は、その後またしても美容部員さんにだまされてしまったのだ。

そもそも、私の中で化粧品売り場の美容部員さんといえば、うさんくさい職業のワースト3にランキングされる。
ただ見ているだけなのに、砂糖を見つけたアリさんのようにわらわらやってきて、あれこれと商品を勧め、何かを買わずには帰れなくさせられる、という、イメージだけで言えば非常に悪い印象があるのだ。

さて、ではどこの美容部員さんにどうだまされたのかというと…。
あまり皆さん見ないと思うのですが…我々普段はシャンプーなどのヘアケアグッズのメーカーとして認識している、『○レ○ル・パリ』

もちろん、最初からそこを目指していたわけではなく、珍しいよな~、程度の軽い気持ちからコーナーの前に立ち止まったのであるが、ここの美容部員さんはすごかった。
コーナーは非常に狭く、他の有名ブランドメーカーの半分くらいしかないカウンターに、たった1名の美容部員さん。
けっこう年季の入っていそうなオバサンである。
そこもまた他のブランドメーカーとは違っていた。

オバサンはまず、気さくに話しかけてきた。
そして、私がロ○ア○・パリの化粧品とは珍しいですね、と言うと、「そうなのよ~、ファンデーションなんかもとても粒子が細かくて、いいのよ。ちょっと試してみる?」と網をかけてきた。

私は、現在使用しているファンデーションが自分に合っているのかどうかもよくわからなかったため、他の色々なメーカーのファンデーションを試してみたかったので、ためらわずお願いした。
それが大きな失敗だった。

そのオバサン美容部員さんは、あれよあれよという間に私の朝のがんばりの成果とディオールで試しぬりしてもらったグロスをすべて落としさり、化粧水から美白UVケアリキッド、アイクリーム、などを次々と私のカオに塗りたくった上、ファンデーションにアイシャドー、チークとフルメイク。

その間も延々とオバサンは私の現在使用している化粧品のメーカーを聞き出し、○レ○ル・パリの商品のよさを売り込み、お手入れアドバイスらしきものを話し続ける。
昨日、せっかく友人に見立ててもらって買ったアイシャドーの色にけちをつけ、こっちのほうがいいわと別の色のシャドーをぬってくれたのだが、その時点で私はかなりイヤな予感がしていた。

こんなにべたべた塗りたくって、いったい私のカオは今どうなっちゃってるのか???
そして、オバサンがマスカラをつけだしたときには、いかに普段化粧をしない私でも、そのつけかたの異常さに言葉もでなくなっていた。
ここのメーカーのマスカラは、それが売りらしいのだが、下地をぬったあとにマスカラをつけるというもの。

その下地をつけている段階で、かなり念入りなつけ方だったが、マスカラそのものは超がつくほど何度も何度も重ねている。

もう私の心臓はどきどき。
ちょっと!!!私のカオはマジでどんなことになっちゃんてんのよ!?!?

オバサンがおもむろにマスカラを本体に収めもどしたとき、瞬きすると目の前をなにやら黒い影がよぎる。

きゃ~~!!!!

「どう?」

オバサン、鏡を差し出す。

そこに写っていた私のカオ…。

…えらいことになってました…。

想像通り、ヒドイまつげ。

お前はこれから舞台にでも立つ気か!?!?ってくらい、真っ黒でぐりんと上にカールしたまつげが、数本ずつ束になってくっついている。
そして、かなりのダマがあちこちに。

このダマが視界に入るので、瞬きするたびに何か目の前に虫がふわふわしているかのように見える。
シャドーもオバサンが自身満々にいうほど、よくもない。
というか、私が最初につけていたシャドーと、効果としてどう違うというのか、わからない。

ファンデーションはよれよれで、こふき芋のよう。
リップにいたっては、中途半端にぬられたグロスがのばされず、唇の上で水滴のようにぽとんと落とされたままになっていた。

私は唇を閉じてむにゅむにゅしながら、中途半端なグロスをひろげ、「…お人形さんみたい…」とつぶやいた。

オバサンは「お人形さん、すばらしいじゃない!」とおっしゃった。

いますぐこの○○がいのようなメイクを落とせ!!(怒)と、腹の中では思っていたが、そのまま仕方なくフェイドアウトすることにしたところ、このオバサン、また最後に言うことにゃ、「本日は何もご用命ございませんか?まあ、ではほんとにサービスということでねえ。それでは、また思い出していただいたころにでもご来店ください」だと。

いや、もう2度と来ないから。

あんた、言うにことかいて「ほんとにサービスってことで」って何やねん!?!?
あんたが「お試しになりますか?」って言ったんだろうが!
それとも何か?ここは1時間5千円ぽっきり~って看板かかげといて、実際にはべらぼーなお勘定を請求されるぼったくりバーなのか??
もともと販売なんてサービス業なんだから、試してもらって気に入ってもらえなかったら、買ってもらえなくても文句言える立場じゃねーんだよ、そっちは!
試着してみたからって、その服を気に入ってもいないのに試着したからってだけで、買わなきゃいけない義務なんてないんだよ!
どあほ!

その後、私はまっすぐに駅の改札口へむかい、ちょうどやってきた電車にかけこみ、途中のコンビニでビオレの拭くだけコットンを購入すると、家へかけこんでソッコーメイクおとし。

これが、3枚使ってなおかつ2度も洗顔したのに、まだ落としきれず、お風呂に入って再度洗顔して、やっとなんとかきれいになったのである。
なんちゅーマスカラだ!!
まったく、恐ろしい。

これで、私の中の美容部員さん(特にオバサン)のイメージはさらに悪化してしまった。
このままではワースト1の座を獲得するのは美容部員さんになる日も近いかもしれない。

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2006年3月20日 (月)

放置厳禁

3月に入って、ようやく日差しが春らしくなり、徐々にコートがいらない日が増えてきたなーと思っていたのに、このところの寒の戻りでまたしても冬の気候に逆戻り。
まだまだそう簡単に春はやってきそうにない様子である。

なんたって、汗ばむかと思う陽気の翌日に粉雪でぷち吹雪いちゃったりしたりする始末である。
まったく、暖かかったり激寒かったり、極端なんだっちゅーの。

で、そのサイアクに寒くなった日、日帰りで京都へ行ってまいりました。ハイ。
3月のイベントで、『京都東山花灯路』というライトアップ企画が11日から21日までの2週間弱の間開催されており、その期間、青蓮寺から清水寺までの東山散策路が露地行灯や豪華な生け花で飾られ、協賛の寺院がライトアップおよび夜間参拝を実施しているのだが、それを見に(というか、ご主人様が撮影に)行ったのだ。

日帰りということもあって、アカネちゃんも連行。(だって、どう考えても帰宅時間遅くなるんだもん。そんなに長いお留守番をさせようものなら、どんな悪さをされるやら、わかったものではない)
というわけで、久々のばかねちゃんショート旅。
旅犬日記“日帰り京都編”

とはいうものの、今回は日帰りでしかも夕方から夜間の散策と撮影が目的のため、あかねちゃんの活躍はあまりない。
出発も午後からだったので、京都に着いたのは夕方16時半くらい。
途中何度か吹雪にあいつつ到着した京都は、予想以上の激寒であった。

ばかねちゃんは、車を停めた知恩院前の駐車場のおじさんに妙にウケていた。
やはり小さいので、少々珍しいらしい。

さすがにあかねを連れてお寺さんには入れないし、夜暗くなってからは特にたくさん観光客がそぞろ歩く中を歩かせるのは危ないので(小さいから暗いと姿が見えず、踏んずけられちゃう恐れがあるので)、キャリーバックも持参。
まだ明るいうちだけ歩かせてあげることにした。

知恩院の前から円山公園、高台寺から二年坂を経由して清水寺まで。
あかねは久々の遠出で知らない道を歩くのが楽しいのか、うれしそうにぽてぽて進んでいく。
すると、通りすぎてゆく人々が振り返ってあかねを見ていく。
ちょっとおもしろい。

歴史ある古都を歩くあかね。
なかなか味があるのう。

だが、2時間もすると日が落ちて、一気に寒さが増してきた。
あかねは短毛で寒がりなので、そろそろキャリーバッグに非難させることに。
その後はずっと私がキャリーバッグを肩にかけて、お嬢様をお運びさせていただいた。

その間およそ3時ほど。

重かった・・・。

で、思わずこんなことを・・・。

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いやいや、冗談ですって(笑)

で、肝心のライトアップと花灯路ですが、非常にキレイでござったよ。
八坂の五重の塔も風情があってとても美しかった。
ただ、もうちょっとでいいから暖かかったらよかったんだけどなぁ・・・。
ま、激寒のすんだ空気だからこそ、よりあの花灯路の明かりが美しく感じられたのかもしれないのだが。

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2006年2月17日 (金)

正しいやかん使用法 回答編

さて、先日私が『あり』?『なし』?と読者の皆様に投げかけた『正しいやかんの使用法』。
早速回答をお寄せくださった方がある。

その記念すべき(?)回答者第1号は、いい大人になってからできた私の大親友。(と、ワタクシは勝手に思っとるんだが。)
ほぼ1日1回はメールでやりとりするのが日課となっている彼女は、私の“老後のための資産運用”の師匠でもある。

師匠からは、いつものごとくメールでご回答をいただいたのだが、そのお答えは・・・「残念ながら『なし』っ!」であった。
いわく、「理由は、私も(中学生くらいのとき)同じことして母に怒られたから」だそうな。
「これからは手袋鍋つかみをし、入口から入れ、出口から出しましょう」とな。

ええーーーーっっ!?!?うそぉーーーー!!『なし』!?
とても合理的な、PQ値高い(か?)方法だと思ったのに・・・。

いや、でもまだ他に『あり』っていうご意見もあるかもしれんもんねっ♪

というわけで、ご回答は幅広く公募いたしております。
どぞ、よろしく。

ちなみに、師匠。
うちのご主人さま、最初は呆れてたものの、やってみたら「なかなか便利」だったらしく、時々やってるらしいですぜ。
出口から入れて出口から出す。

“じらもん”夫婦ですな。(笑)

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2006年2月 4日 (土)

正しいやかん使用法

あっという間に2月である。
以上。(笑)

唐突だが、我が家のやかんは 『ミッキーケトル』

やかんの持ち手がミッキーの形をしており、注ぎ口にはミッキーがラッパを吹いている様子のシルエットが取り付けられるようになっている(それがピーという音を出すのであるが)たいへんかわいらしいデザインである。

結婚するはるか以前に、買ってもらったものなのだが、結婚してから数年は使っていなかった。
というのも、それまでは我が家では冬場しかお茶をいれず、ペットボトルのお茶を大量買いして飲んでいたため、あまりやかんでお湯を沸かすことがなかったからだ。

だが、昨年からは急激にお茶の消費量が増えたため、ほぼ毎日自宅でお湯を沸かしてお茶をいれるようになった。
そこで、やかんが登場したわけである。

このミッキーケトル、お茶を入れるためだけでなく、我が家のお魚さん水槽の水換え用のお湯作成にも活躍している。

で、ご主人さまがお湯を使った後、再度お湯を沸かすため、私がやかんに水を足していたときのことである。

たった今、お湯が沸いたばかりのカンカンに熱いケトル。
持ち手はふたの真上にある。

そのまますぐにやかんのふたを開け、水を足そうと思ったら、ふたを開けたとたんに持ち手を握った手が湯気にあたって熱い。
おまけに、そこへ水を注いだら、蒸気があがってやっぱり熱い。

というわけで、私はケトルのふたを開けず、注ぎ口の筒のほうを水道の蛇口に近づけてちょろちょろ水を注いだのである。

すると、それを隣で見ていたご主人さま。
「なんちゅーずぼらな・・・。そこまでずぼらだとは・・・」と口をあんぐり開けて呆れ顔。

えええええっ!?!?
これってずぼらなの?!?!?

だって、ふたを開けたら蒸気があたって熱いんだよ~?
口から入れれば熱い思いをしなくてすむじゃん・・・。
逆に賢いと思わない~~??

と反論したところ、「いいブログのネタができたな・・・」と苦笑いをされてしまった。

えええ~~~??

というわけで、読者の皆様に質問です。(笑)
上記のワタクシのやかん使用法、『あり』それとも『なし』??

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2006年1月16日 (月)

破壊女王

退院2日めのばかねちゃんに、あたらしいおもちゃを与えた。
まるまるした球体の、あみぐるみのピヨちゃん。
テニスボールのような転がるもので遊ぶのが好きなので、さぞ喜ぶだろうと思って購入。
およそ500円ちょいくらいなり。

               数分後
                ↓

            

Photo_21

        モツ(パンヤ綿)、ほぼ2/3摘出。

               瞬 殺

             そのまた数分後
                ↓

             

Jpg

      体内に残されたわずかな内臓も見逃さない。
      すべてのモツ摘出完了・・・。

哀れなピヨちゃんは、たったの数分で燃えないゴミ箱へ消える運命となった。
ばかねちゃんはここまでしてもまだ破壊したりないのか、ゴミ箱を見上げてきゅうきゅうと鳴いていた。

もうないっつーの!!!!(怒)

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2006年1月15日 (日)

オペ!

新年早々、我が家のばかねちゃんに2度目のヒートがやってきた。
『帰ってきたおむつ犬』である。

前回、はじめてのヒートはかなり長く続いたので、高価な犬用紙おむつ代でオムツ貧乏に陥った上に、ばかねがおとなしくおむつなんてはいたままでいてくれるわけがなく、かなり苦労をした。

だが、今回はそんな『帰ってきたおむつ犬』とも数日でおさらばである。
というのも、ヒートがはじまって1週間たたないうちに、ばかねは急遽避妊手術を受けることになったからだ。

もともと、血統のかなりよいわんこ(のはずなのにな・・・)であるばかねちゃん。
子供を産ませるべきか、産ませず早いうちに避妊手術を受けるべきか、なかなか決心がつかずにいたのだが、とうとう決断を下して予約の電話を入れたところ、思いがけずキャンセルが出たということで、ヒートがはじまったばかりであったにもかかわらず、数日後に手術を受けることが決定したのである。

予定日は、13日の金曜日。
前日の夜9時を過ぎたら、ばかねちゃんはもう一切の飲み食いはできない。

われわれ飼主夫婦は『手術』なんて受けた経験がないが、私は実家のチワワ(オス10歳)の去勢手術を経験している。
確か、あの時はものすごく痛がって、病院から帰ってきてからが非常に大変だった記憶がある。
何しろ、ちょっとでも動こうものなら痛いらしく、トイレにも行けない状態。

きゅんきゅん鼻声をだして、かわいそうなほどぐったりしており、一ヶ所に座り込んだらそこから動けず、おしっこもうんちもそのまま垂れ流し。
動けないのだから仕方ないので、こちらも怒ったりはしないのだが、本人はそれをとても申し訳なさそうにしているのがよりいっそう不憫であった。

その姿を思い出すだに、心配・・・。

男の子は日帰り手術だが、女の子はおなかを切るので、1泊入院手術となる。
手術そのものも心配だが、はじめての外泊(1匹で)である。
それも心配。

そうこう心配しているうちに、あっという間に手術当日はやってきた。
ご主人さまと2人で朝一番に獣医さんへ。
最初、『久しぶりのお出かけ♪』と勘違いしていたばかねは、リードを持ったとたん、大はしゃぎ。
数分後には、獣医さんへ向かっているとわかり、(実家の子もそうなのだが、わんこは自分がどこへ向かっているのかをちゃんとわかるのだ!!)車中できゅーきゅー鳴きはじめた。

待合室に入るころには、ぶるぶるがたがた。
普段の暴れん坊っぷりとはえらい違いである。
看護婦さんに抱かれてケージ室に連れられていくときも、ひっくりかえりそうになりながらこちらへ顔を向け、恨めしそうな目をしていた。

ああ、心配。

帰ってきてからは、気になって落ち着かない。
遅刻して出勤した会社にいても、今ごろどうしているやらと思うと、時間ばかりが気になる。(って、いつもだけどな)
寝るときも、ばかねちゃんの恨めしげなカオが浮かんできて、うなされ(?)た。

ああ、明日から、ちっち・うんち垂れ流しの恐怖がやってくるのか・・・怖いっ!!!(←そっちかいっっ!!!)
いやいや、何より痛がってきゅんきゅんおとなしいばかねちゃんなんて・・・・・・ちょっとうれしいか・・・いやいや、痛々しい。(ヤツがおとなしかったためしはないからな)

とかなんとか言ってるうちに、夜は明けた。

翌日は、土曜日だったので、本当ならテニスの日なのだが、朝9時にはお迎えに行かねばならず、ご主人さまはお仕事のため、仕方なくテニスはお休み。
実家の父についてきてもらって、タクシーでのお迎えとなった。

タクシーを使うからには、ばかねちゃんをそのまま抱っこしてくるわけにはいかないので、普段はほとんど使わないクレートが出動。
痛くておしっこじゃーじゃーになってしまうことを想定し、トイレシーツ、大量に買い込んで残っている紙おむつも持参した。

ところが、である。

看護婦さんに抱っこされ、診察室につれてこられたばかねちゃんは、私の姿を見るなり、尻尾をぐりんぐりんと振りまくり、頭の上まで駆け上らんばかりの勢いで飛びついてくる。

おまえ、ホントに手術を受けたのか?!?!?!
実はやっぱり地球外生命体で、さすがの先生も、手術不可能だったとか!?!?

いやいや、おなかを見ると、きっちり毛刈りされた下っ腹あたりに5、6センチの立派な傷跡が。
しかも、傷口は細いワイヤーで縫合されており、左右にピンピンと1センチほどの長さのワイヤーが突き出している。
「抱っこするとき気をつけないと痛がりますよね?」と先生にたずねたところ、「いや、むしろこちらの手のほうが痛いかもしれませんよ」とのお答え。

ぷーたん(←チワワ)の時とはえらい違いである。

まったく痛そうなそぶりも見せないばかねちゃんは、私の肩まで上りあがって、「早く帰るううう!!!!」といわんばかり。
コイツって・・・・・・・・・。

家に戻ると、玄関でクレートから飛び出すなり、ばかねは部屋の奥へどかどかと走りこんで行くと、水をがぶがぶ飲み、私のところまで駈け戻ってきた。
そのパワーたるや、とても1泊入院手術を受けて帰った直後とは思えない。
いつもと変わらぬ突進力である。

だが、人心地ついて駈け戻ってきたばかねは、かがんでいた私のひざに飛び乗ると、おなかのあたりにぎゅーっと自らの頭をすりつけ、大きなため息とともに「きゅ~~うう~~」と鳴いたのだった。

やっぱ、寂しかったんだね。(笑)
後にも先にも、ばかねがこんな風に頭をすりすり押し付けてきて、きゅんきゅん鳴くのははじめてのことだった。
無事に帰ってきて、よかった。

ただ、まったくもって手術直後とは思えない元気さがちょっと気にはなるのだが。
・・・ほんっと-に地球外生命体じゃないよな・・・?コイツ・・・。


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