勝手に読ミシュラン

かよぽんの勝手に読書感想文

2009年5月24日 (日)

勝手に読ミシュラン♪ part3

久々です。
読ミシュランのお時間です(笑)
なので、ご興味のない方は、足早にスルーよheart
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あー、そうですかい( ̄▽ ̄;)


いやいや、とはいうもののここ数ヶ月あまりまともに本を読めていないのが正直なところ。coldsweats01
前回の読ミシュラン記事を載せたのが、なんと2月。
その時今読んでるのは…って最後に書いたのだけど、それから読破した本は正味3冊しかないのね~。
何しろ、時間がないんですもの…。
このところ、暇さえあれば小説ブログの執筆をガリガリやっているので、読書タイムが削られてしまっているのデス。
執筆をガリガリ…といっても、主に空き時間を見つけては携帯のメールで書き溜める(ちまちま書いては、保存しておくのだ~)という書き方なので、いつでもどこでも書いてる…(笑)
そりゃ日ごろ本を読む時間が電車待ち時間だったりするわけだから、その時間を執筆に使ってたら読書時間はなくなるわな(笑)( ̄▽ ̄;)ハハハ

というわけで、今回は3冊。

『グイン・サーガ 126巻 黒衣の女王』栗本薫著(早川FA文庫)

 かよぽん評:☆☆

これは…私の記憶メモ的に書いておくだけなので…。
一応、読んだ…という記録(笑)
高校生の時に初めて読んだあの感動は、いまや幻ね~…。
とりあえず、ラストを迎えずして終わりたくはないので、作者には養生していただきたいと思います。

はい、次、次(笑)

『魔王』伊坂幸太郎著(講談社文庫)

 かよぽん評:☆☆☆

前回読ミシュランの最後でちこっと書きましたが、こちらお友達のジャスミンさんのご主人、ワーリンさんが貸してくださったもの。
この作者、会社帰りによく立ち寄る紀伊国屋書店では、“伊坂幸太郎がいる限り、活字離れは有り得ない”なんつー、どエライコピーで著書が平積みされていて、ひとコーナーできているほどの売れっ子作家さんなのだけど、今まで全く興味を持ったことのなかった作家さん。
(私の場合、あまのじゃくなので超売れてる作家さんはなぜかついつい敬遠してしまうというのと、洋物小説を好む傾向が強いので、余計にね…)
きっと、ワーリンさんに借りなければ読まなかったんじゃないかな?と思う。

で、この作品。
文庫サイズで文体も読みやすく、わりとすぐに読めてしまったのだが、読後すぐの私の一言感想は、「眉村卓と田中芳樹を足して2で割ったみたいな感じのお話だなぁ…」だった。
つまり、ぷちSF+政治批判+エンターテイメントみたいな感じ。
物語そのものは、両親を亡くした兄弟のお話で、自分の持つ不思議な能力に気づいた兄がその能力を使って信念を貫こうとするも、なにやら強大な力に阻まれて命を落とす。
その弟は兄の死後、やはり自分に備わっている不思議な力に気づき、それをまた彼なりの信念に基づいて行使しようとする…というお話。
総体的にはこの2人の兄弟の兄が死ぬまでと兄が死んでからの何年間かが淡々と描写されるだけで、作中に出てくる謎は一切解決されずに終わってしまうため、読後は「へっ!?!?これで終わりっ!?!?マジ!?!?」と、めちゃめちゃ消化不良になる。
ワーリンさんから事前にこのお話には続編がある、と聞いていなかったら、もしかしたら☆は2つになったかもしれないけれど(笑)、続編への序章として読むならば非常に先が気になる雰囲気のある終わり方をしているので、その期待感に☆三つ。

『ゴールデンスランバー』伊坂幸太郎著(新潮社)

 かよぽん評:☆☆☆

同じく、ワーリンさんにお借りした伊坂幸太郎作品。
こちらは、青春小説+不条理サスペンスといった趣きの長編で、物語そのものはかなり荒唐無稽(笑)
現代日本ではまず想像がつかない、総理大臣暗殺事件の犯人に主人公が仕立て上げられてしまい、その不条理な状況から必死で逃げるというストーリー。
読んでいくうちに、「それは有り得んだろう~!!sweat02」というような展開にどんどん物語は転がっていき、最終的に読み終えた後も何一つ大きな問題は解決しない。
しかも、ハッピーエンドでもない(笑)
またも、読後感は消化不良のままで、「ええっ!?!?これで終わりかよっ!?」なのだ(笑)
けれども、キャラクター達のさまざまなエピソードや心理描写が実に魅力的に描かれていて、伏線もうまくはってあり、読み進む内にキャラクター達に感情移入してしまう。
結果、読後すぐには「マジで~~!?!?このエンディングはちょっとなぁ……何かキモチ悪いわ~…」と思っていたのが、時間がたつにつれてじわじわと、そこここのシーンを思い出したりして、「やっぱ、結構おもしろかったかも…」という気分になってきた(笑)
あまり深くテーマ性などを追求して読むべきものではないのかもしれない(笑)
とにかく、細かいところを気にしないで読めば、スピード感も抜群でおもしろい。
映像も浮かびやすいので、漫画もしくは映画チックな感覚で読むと読みやすいかも。
これも、密かに続編を念頭において書いてます…というならば、もっと納得しやすいんだけどね。
そんなこんなで、結果的にじわじわおもしろさが滲みてくるトコに、☆三つ

以上、かよぽんの勝手に読書感想文・読ミシュランですた♪


club お知らせ~ club

昨晩、見事にキリ番ふみふみのゲッターさんが出ましたsign03
先日の“つるっとピッカピカ♪すむだ祭り”でご一緒した、まるこめ隊のオラフママさんで~すヽ(´▽`)/
オラフママさん、おめでとうございますsign03
茜スロットが見事にそろった姿を見ていただけましたか?(笑)

オラフママさんには、近々へびいぬ家セレクトの何か良い物heartプレゼントをお送りします!
楽しみに待っていてくださいね~happy01

ちなみにカウンタがそろうとこんな感じ
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club オマケ 赤組さん小劇場 club

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2009年2月 6日 (金)

勝手に読ミシュラン♪ 再読編

最近ややネタ切れ気味・・・というのも、寒さに負けてなかなかお出かけしないし、お休みの日は家の中の用事をあれこれ片付けてるうちに、あっという間に1日が終わってしまうから。
(↑ゲームばっかりしてる・・・という噂もちらほらありますが・・・ガセですからっ!(笑))
で、久々に本日は今年初めての『読ミシュラン♪』で短め更新でございます。

とはいえ、相変わらずなかなか集中して読書に専念できるようなまとまった時間がとれず、すごく読み終えるのが遅くなってしまったので、今回のネタは1冊のみ。coldsweats01
しかも、今回は過去に1度読んだことがあるものの再読です。

読んだのはコチラ↓

『呪われた町 上・下巻』スティーブン・キング著(集英社文庫)

かよぽん評:☆☆☆☆

前回の読ミシュランで紹介した『ヒストリアン』を読んだ後、吸血鬼ものをテーマにしたものが読みたくなって、もうン十年も昔に読んで、かなり印象に残っているこちらを再読してみた。
吸血鬼ものにハマって、あれこれ読み漁ってたのは高校生の頃なので、ほんとかれこれ・・・めっちゃ長いブランクぶり(笑)
改めて読み返してみると、あまりにも久しぶりで物語の細かいディテールはすっかり忘れちゃっていた。

物語は、アメリカの片田舎にある小さな町、何の変哲もない目立った特徴もない町に、心に傷を抱いた作家がやって来るところから始まる。
その小さな町の小高い丘には、1軒の呪われた館が建っていて、作家がやって来るのとほぼ時を同じくして不可思議な骨董品店がオープンし、その直後から町の住人が次々と不可解な死を迎えて消えていく・・・というお話。

実はこの作品は、今ではかなりの多作品を誇るキングのわりと初期の頃の作品で、後々の作品に比べるとややプロットが荒削りな印象。
私もそれほど多くキングの作品を読んだわけではないけども、キングファンの友人に薦められて読んだ『シャイニング』などに比べると、どうしてもそういう印象がぬぐえない。(『シャイニング』は、鳥肌たったよ、おもしろくて)
もしキング本人がこのお話をリメイクして書くなら、今ならもっと掘り下げて細かく削って磨くんじゃなかろうか?と思う。
ただ、そうは言ってもさすがにストーリーテラー、キング。
単純に、ちゃんとおもしろい。
初めて読んだ高校生の頃は、風邪ひいて寝込んでいる時にクライマックスから一気に読み切って、読み終えたら熱が上がっていた(笑)
つまり、それくらい入り込めて、ぐいぐい引っ張られる。

というわけで、再読でも十分楽しめた。
が、私的には『シャイニング』を超えられないので、☆4つ。

しかし、キングを読む時は・・・本当にたっぷり時間があって、どっぷり読書に入り込める時にしないとダメだな~( ̄▽ ̄;)
通勤時間のほんの5~10分程度では・・・あまりにもぶちぶちと細切れになってしまうので、イライラするし~~。
次の再読シリーズは『シャイニング』にしようかな~と思ってるけど・・・それこそ通勤時間の活用では無理~~。

そいえば、『呪われた町』スティーブン・キングでググってみたら、Wikipediaで出てきたんだけど、ホラー作家の小野不由美著の『屍鬼』っていう作品はこの『呪われた町』へのオマージュだそうな。
舞台が日本の閉鎖的な村になっているのだけど、なんだかもうそれだけで既にコワイ・・・。
日本のホラーって、なんというか・・・ホントにコワイのよね~( ̄◆ ̄;)

といいつつ、現在読んでいるのはお友達の旦那さまからお借りした、『魔王』
通勤の行き帰り時間、合計10~15分で毎日読み進めております。
次の読ミシュラン・・・いつになるんだろうか・・・??

club おまけ club

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2008年11月 9日 (日)

勝手に読ミシュラン♪ part2

最近立て続けにわん友さん記事ばかり続いたので…本日はノーわんこネタデーで。

前回、思いのほか好評だったかよぽん趣味企画『勝手に読ミシュラン
今回は第2弾です。

このところ、なんやかんやで色々と忙しく、なかなか本を読む時間が取れなくなってしまったんですけどね…。
読んでいない本がこれ以上たまらないうちにちゃんと読まないと~~~。
で、本日は先月読み終わった本で読ミシュラン♪
前回の読ミシュランではちょうどはまっていた時代小説のご紹介ばっかりだったけど、今回はまたワタクシ本来の路線に戻って海外モノです。
ちょっと立て続けに時代小説を読んじゃってたので、気分転換にジャンル変えてみました。
ずーっとおコメを食べてたんで、パンかパスタが食べたくなっちゃったのよね~~(笑)
読んだのはコチラ↓

『ヒストリアンⅠ・Ⅱ』エリザベス・コストヴァ著(NHK出版)

かよぽん評:☆☆☆半

高校時代から大好きなジャンルだったゴシック・ホラー。
その中で特にハマっていたのは吸血鬼モチーフものだったのだが、最近ではどうもなかなか気に入るものがない。
今までに読んでとても気に入った吸血鬼モノの作品は、トム・クルーズ主演で映画化もされた、アン・ライス著の『夜明けのヴァンパイア』とスティーブン・キングの『呪われた町』で、どちらも複雑な人間心理やテーマを描いた深い作品だった。
今でも私の中では、まだこの2作を超える吸血鬼モチーフの小説にはめぐりあっていない。(アン・ライスのこのヴァンパイアシリーズは、その後続編が書かれてますが、それにあまりにもがっかりしたので、私的にはこの作品のみを別格として気に入ってます)

『ヒストリアン』は、一応ハリウッドでも映画化が決定したらしい(いつ映画化されるのかは知らないけど…)作品で、作者エリザベス・コストヴァの処女作。
ハードカバーでⅠ・Ⅱの2冊なので、結構読書時間はかかります。

物語は、現代(といっても、1970年代頃)になお存在し続けている本物の吸血鬼を、3世代にわたる親子が追い続け滅ぼさんとするお話。
1人称形式で語られ、語り手は主に父と娘で、物語の進行によって交代する。
最初、娘が父親の書斎で発見した手紙がきっかけですべてがはじまっていくのだが、そこからある程度の部分までは、娘の心理状況に必然性があまり感じられず、感情移入しづらいため入りにくい。
けれども読み進めていくと、どんどん物語の流れのテンポがよくなり、引き込まれていくので、最初は少々読みにくくても止めずに読みすすむべし。
タイトルの『ヒストリアン』とは、“歴史家”という意味で、タイトルの通り物語は歴史を追いかける旅となる。
私のように、西洋史や歴史ミステリーが好きな人にはとても楽しめる作品だと思う。(ダビンチ・コードとかと似たジャンル)
ラストの〆方が、いかにも…という感じのアメリカ的(というか、ハリウッド映画的?)〆だったのがイマイチだったのと、中盤からクライマックスまでの盛り上がりのわりにはあっさり結果が出てしまうのがやや残念なので少し減点で☆三つ半。

うーん、久々にキングの『呪われた町』を読み直しちゃおっかなー。

このほか、ようやく完結したハリーポッターシリーズの最終刊『ハリーポッターと死の秘宝』も読んだのですが、これはあまりにも有名なベストセラーなので簡単に…全体としての総評で『ハリーポッター』シリーズは☆四つ半!
初めてシリーズ最初の『賢者の石』を読んだ時には作者のイマジネーションというか発想力のすごさ、しっかりと組み立てられたプロットの緻密さ(伏線のはり方がスゴイ!)に感動したもんだよ…。
ひねくれもののワタクシは、基本流行モノに対して斜にかまえてかかる性質なのだけど、このシリーズは素直にとてもおもしろかったし、ポスト・ハリポタと言われれる作品がいくら出てこようとも、なかなかかなわないんじゃないかと思う。
ただ、満点の☆五つにできなかった理由は…個人的にはそこまで殺さなくてもよくね?くらい、けっこうなサブキャラが死んじゃうので。

以上、かよぽんの勝手に読ミシュラン第2弾でした~~。
興味があったら、皆さんも読んでみてね♪『ヒストリアン』

今回文章ばっかりで寂しいので、ちょこっと茜さん画像のおまけです。
↓お友達にいただいた、お遊びボール♪ノセノセしてみましたsmile

< 本文と画像は関係ありません >
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ついでに、一緒にいただいたお菓子のリボンで遊んでみました~~。

Ribbon_1109

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2008年9月21日 (日)

勝手に読ミシュラン♪

てなわけで、続きです。

そうそう、もう既に本日のタイトルでおわかりかと思いますが(笑)前回思い出した個人的趣味記事とは…個人的趣味書評記録です。
(興味ナシな方は、長くなるかも…なのでスルーしてね♪)

インドア系趣味人のワタクシ、趣味の中にもブームがあり、なかなかずっと継続的にブーム中のものが少ないと前回書いておりましたが…それでも小さい頃から変わらずに好きなものの1つが『読書』なんですねー。
小・中学校時代は暇さえあれば図書館に足を運び、高校生の頃は、それこそ授業中にも教科書の下に隠して本を読んでました。
今思えば一番本を読める時間がたっぷりあったのは大学生の頃だったなぁ。
社会人になってからは、どんどんまとまって読書できるような時間がとれなくなってしまって、今では日常の中で意識的に作り出さないと本を読む時間がとれないようになってしまった。
通勤で電車に乗っている時間がある程度長ければ、その間に少しは読めるけど、私の場合電車に乗ってる時間は5分もなく、次に来る電車を待つ時間も長くて7、8分という状況なので、その時間を利用するのはかなりキツイ(それでも、無理矢理読んでるけど(笑))現状、そのムリムリな数分と、昼休みをなるべく読書タイムに割り当てるようにしております。
そうしないと、たまっていく一方なのよね~……買うだけは買っといて、まだ読んでいない本が。

で、読み終わった本も、何らかの形で読書記録として残しておきたいな~と前々から思っていたので、どうせならブログ記事にしちゃおーっと♪と思いついた次第。(思いついたのはかれこれ…ずいぶん前なんだけどね)
自分が読んだ本について、ご紹介がてら読後感想の記録プラスちょっとだけレコメンドって感じ?で書いていこうかなーと思ってます。
『いこうかなー』ってことは?ハイ、そうです(笑)継続します。
記事カテゴリーに作っちゃったもんねー“勝手に読ミシュラン”って♪

ま、前置きはこのくらいにして、とっとといっちゃいましょうかしら~。
ホントは1冊につき1記事で書くべきだと思うんだけど、思いついてから実際に記事に上げるまでにけっこうかかっちゃったので、今回はここ1年分くらいをまとめて書いちゃおーっと。
ちょちょっと短めにまとめてねっ。
個人書評は☆で表記します。
一応、最高で☆☆☆☆☆まで。

『アイルランドの棺』エリン・ハート著(ランダムハウス講談社)

 かよぽん評:☆☆☆

 アイルランドを舞台に展開される、16世紀と現代のふたつの事件を描くサスペンスミステリー。
考古学者と解剖学者がアイルランドの荒涼とした湿原から発見された死体をめぐる謎と事件を解き明かしていくというストーリー。
アイルランドという国やその歴史は学校の西洋史の時間にはほとんど学ばないので、日本ではそれほどメジャーではないのだが、たまたま私はアイルランドを旅した経験があり、これを読むとその時の記憶がとても鮮明によみがえった。
私のようにアイルランドの風景や空気、歴史的背景やそこに暮らす人々を知っている人にとってはかなり入りやすいけれども、あまりこの国について知らない人にはややわかりにくい部分があるかもしれない。
ストーリーそのものはまずまず面白いので、その入り込みにくい感じを差し引くと☆三つかな。
でも、これを読めば、アイルランドという国の雰囲気はかなり味わえるかも。

『あやし』宮部みゆき著(角川文庫)

 かよぽん評:☆☆☆

 実に様々なジャンルの作品を書く宮部みゆきさんの時代短編集。コワイお話の短編集。
それまで日本の時代小説を読んだことがなかった私に、親友Mちゃんが入門書(笑)として貸してくれたもの。
短編集という読みやすさと巧みなストーリーテリングで定評のある宮部作品ということもあって、初めての時代小説(日本のね)としてはまさにうってつけだった。
ホラーだったことも入門書としてGood!
どの話も読みやすく、面白かったけど、「これは!!」という強烈なインパクトは特にないので、控えめに☆三つ。

『あかんべぇ』宮部みゆき著(角川文庫)

 かよぽん評:☆☆☆☆

 ↑の短編集を読んだ後、宮部みゆきの時代小説のおもしろさに開眼(笑)。
としあえず他の時代物も読んでみたくて、裏表紙のあらすじをざっと見てこれをチョイス。
時代小説+人情+ホラー+サスペンスというかなりエンターテイメントな内容だったので、映画を見ているような気分で読めた。
登場するキャラクターが皆とても魅力的で、物語も、終始物悲しくも心癒される展開で魅せる。
伏線もうまく散りばめられていて、最後まで楽しめた。
読後もすっきり爽快(?)で、☆四つ。

『しゃばけ』畠中恵著(新潮文庫)

 かよぽん評:☆☆半

 設定とプロットはなかなかおもしろくていいと思うんだけど、個人的に文体が読みにくいのと、お話の展開やら登場人物の人間関係やらが、やや独りよがりチックに語られている感があって、入り込みづらかった。
宮部作品の後に読んだのでより読みづらい感じがしてしまったのかもしれないが、TVドラマ化されたり、けっこう書評でおもしろいと書かれているので期待が大きかった分、ちょっぴりがっかりしてしまったのかも・・・。
というわけで、少々辛口の☆二つ半。

 『蝉しぐれ』藤沢周平著(文春文庫)

 かよぽん評:☆☆☆☆

 これも親友Mちゃんが貸してくれた、時代小説初中級入門書(笑)
というか、時代小説の金字塔的な有名時代小説ですな。
それこそ、本格的な時代小説なので、これがダメならきっと時代小説というジャンルはダメかもしれない・・・という感じで、Mちゃんからも読む順番は『あやし』『蝉しぐれ』の順にしなさい、とご指導が入っていた。
んが!!どうしてどうして!!めちゃめちゃおもしろかった。
内容は時代小説でも青春小説という感じで、一人の武士が様々な出来事を経て大人になるまでを描いているものなのだが、そこで描かれる人間ドラマがすばらしく細やかで、色々なことを考えさせられる。
自分にとって“良く生きる”ということは、どういうことなのか?を改めて自問してしまった。
ということで、文句なく良い小説だと思う、☆四つ。

 『剣客商売』(シリーズ続巻)池波正太郎著(新潮文庫)

 かよぽん評:☆☆☆半

 藤田まこと主演のTVシリーズで既におなじみだった作品で、それまで1度も原作は読んだことがなかったのだが、Mちゃん熱いプッシュで原作を貸してもらい、読んでみたところ…さすがに、文句なくおもしろい。
めっぽう強い剣の達人が、悪人をたたき斬る小気味よさと爽快感、その中に描かれる様々な人間ドラマに見事にハマった(笑)
話中にちょくちょく出てくる食べ物の話がまた大変おいしそうで…ついついその味を想像してしまったりするのもまた楽しみの一つ。
ヘタな格闘モノ漫画を読むより、こちらの方がずーーーっと面白いと思うんだけどなぁ?
連続したシリーズなので、話数によってまちまちになってしまうけれども、総合して平均をとると☆三つ半かな。


うーんとりあえず、本日のところはこの辺で。
…めちゃめちゃ長くなってゴメンなさいsweat01sweat01
おわびにこの方からメッセージですわ~~。

Akane_aidokusho

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